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進化はどのように起こるの?part2

53 :とと:02/04/11 16:55
>48
進化論の総説はあると思うよ。私は多読なアプローチをしたから、どれが良いとは
いえないけど、入門書としてはスティーブン・J・グールドは読みやすいと思う。
あと、ブラインド・ウォッチメーカーかな。

#私も各分野で「読むべしリスト」が増えていく一方です。

きゅりお氏の「環境」では「総てを含むもの」となっていますが、私の言い方としては、

ある境界を持つものとして内と外を分離できる構造において、その内部にとって外部
が「環境」となる

とします。アリマキとその共生菌の関係について、以前書いたことがあるのですが、
細菌にとっての「環境」はアリマキの消化器官であり、アリマキの「環境」はセン
サーを通して触れることのできる植物や大気、他の動物、そして共生菌も含まれる
ことになります。

しかし、アリマキの分泌物を利用しているアリにとっては、「アリマキ」がアリに
とっての「環境」の一部であって、その中に共生している細菌を考慮しないものと
なります。

生物は、複数ある内部評価軸に応じて、その「環境−自己」境界が設けられている
ことから、多様な「淘汰圧」を受けることになります。

複雑化についての方向性が仕組まれているようにみえる、という意見については、
私もそう見えることがある、という立場を取ります。ただし、これに対して理由は
求めないつもりです。「そのような選択がなされた結果が現存する」というくらい
に留めています。

まあ、生物システムの進化において、別の場所で適応・進化した構造を再利用する
というダイナミクスが獲得されただろうし(適応拡散の説明になると思う)、遺伝子
のカセット構造というものも、遺伝子→蛋白質の階層に対して、遺伝子→シャッフ
ル構造→蛋白質というような多階層化が起こったことだと見ることができるわけで、
その意味では複雑な方向を取ることがたぶんにあるとはいえると思います。

「志向性」と「カオス理論における...」はニュアンスが違うと思います。カオス理
論(というより非線形非平衡系)では、アトラクタントに向かう系の連続的な変化と
して理解されており、これはあくまで受動的な変化で「主体」の関与とは違うでしょ
う。

まずはこんなところで。


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