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節足動物の謎

1 :節足動物マニア:01/12/10 00:17
昆虫祖先は海で生まれたとされているが、そのような昆虫の祖先にあたる
生物が化石においても、現存するものにおいても発見されていないのはなぜ?
また節足動物の各綱をつなぐ生物も見つかっていない。そもそも節足動物が1つの門だというのもあやしい。
このような疑問に答えられるひといませんか?
あと節足動物の進化の過程を知っているひとも。

2 :虫既知:01/12/11 00:51
石川良輔の「昆虫の誕生」って本読んだことありますか?
この本の前半部分に昆虫以外の節足動物と昆虫の関係について
書いて有る部分があります。興味が有ればご一読を。

また昆虫・節足動物の祖先型の生物としてはカギムシ(有爪動物)
と呼ばれる生物群(現存していますが、日本にはいないはずです)
がそうではないかと考えられています。
ただ、節足動物の起源は研究者の間で意見が定まっていないのも
事実でまだよく分かっていないと思います。

3 :ムシ屋:01/12/11 21:05
>>1
>昆虫祖先は海で生まれたとされているが、そのような昆虫の祖先にあたる
> 生物が化石においても、現存するものにおいても発見されていないのはなぜ?
それは、昆虫の甲殻類起源説を言ってるのかな。
今のところ、多足類起源説が有力だと思うけどな。
まあ、分子系統学のデータでは、甲殻類起源も再び言われ出したけどね。

> また節足動物の各綱をつなぐ生物も見つかっていない。
うん、確かにね。

>そもそも節足動物が1つの門だというのもあやしい。
異規的体節制という、形態的なプランは共通してると思うけど。
まあ、鋏角類系と甲殻-多足-昆虫類系はプランが違うかもしれないけどね。

4 :節足動物マニア:01/12/11 23:28
>>3
>今のところ、多足類起源説が有力だと思うけどな。
それは知っています。その多足類の祖先が有爪類だと言われています。その有爪類
と他の節足動物、環形動物とのつながりがよく分からないのです。
というのは昆虫・多足類以外の節足動物は有爪類起源とは思えないからです。

これらの節足動物は海で生まれたと考えられますが、その祖先である有爪類が海に
生息していない(というよりすべて陸棲)のはおかしい。それとも過去には海棲
有爪類が存在したのでしょうか?
そもそも有爪類が祖先っていうのが間違いかも。

そう考えると少なくとも昆虫・多足類とその他の節足動物は単一起源ではなく
違った祖先をもっていると思えてきます。
また甲殻類の分岐した付属肢や大顎をもたない鋏角類も昆虫との間に隔たりを
感じさせます。

5 :節足動物マニア:01/12/11 23:34
しつもーん
甲殻類の大顎と昆虫の大顎は相同器官ですか?
何番目の付属肢というのとか付いてる体節とか対応してるんですか?

6 :ムシ屋:01/12/12 00:10
>>5
> 甲殻類の大顎と昆虫の大顎は相同器官ですか?

相同器官です。前の方から数えてもそうでしょ。
ホールリンブとか言うんだったら、明日ゆっくり考えるよ(w

> 何番目の付属肢というのとか付いてる体節とか対応してるんですか?

してます。

7 :ムシ屋:01/12/12 00:23
このスレ続くかねえ。
ていうか>>1、俺の知り合いじゃないよね(w

8 :節足動物マニア:01/12/12 00:28
>>6
ホールリンブって?

>>7
専門はムシじゃないんで多分違います。ただの節足動物好きです。

9 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/12 00:42
正体は「わーい!宇宙生物だ」(プ

10 :ムシ屋:01/12/12 00:47
>>8
> ホールリンブって?
それで安心した。明日暇なときに説明してあげるよ(w

11 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/12 01:07
少なくとも初期の昆虫の化石はあるよね。
初期には羽がたくさんあったのが、時代が下るにしたがって
だんだん枚数が減って行くの。

12 :ムシ屋:01/12/12 19:39
>>8
> ホールリンブって?
whole limb です。脚全体(基部から先端まで)ってことです。
甲殻類の大顎には鬚(palp)があるので、鬚の先端が脚の先端になります。
欠第2触角類(多足類と昆虫類)の大顎には鬚がない。
大顎の先端が、脚の先端だとすると、甲殻類と欠第2触角類の大顎は
構造的に異なることになります。つまり、大顎の噛む場所が、甲殻類では
脚の基部に由来し、欠第2触角類では、脚の先端になると言うことです。
これが whole limb theory です。

まあ、俺は賛成できないけどね(w
欠第2触角類の大顎は、鬚が退化しただけだと思ってます。
つまり、脚の基部で噛むタイプで、甲殻類と同じ。

13 :節足動物マニア:01/12/12 23:57
さらにしつもん
昆虫・多足類ももともとは触角が2対あったんですか?
節足動物の体節と脊椎動物の体節は相同だと聞いたことがあるんですが本当ですか?

14 :ムシ屋:01/12/13 00:09
>>13
> 昆虫・多足類ももともとは触角が2対あったんですか?
甲殻類の第2触角に相当する体節は、昆虫・多足類では、発生中だけに出現する。
後は退化するけど、神経節は残る。

> 節足動物の体節と脊椎動物の体節は相同だと聞いたことがあるんですが本当ですか?
Hox遺伝子の話は別なスレで質問しろって。俺は説明するほどの知識は持ってない。
て言うか、相同の意味を間違ってるって。

15 :節足動物マニア :01/12/13 00:35
>>14
いやHox遺伝子のことじゃなくて、器官?として相同って聞いたんですけど
そういえば多足類のHox遺伝子群の発現ってどうなってるんだろ?

16 :ムシ屋:01/12/13 00:53
>>15
> いやHox遺伝子のことじゃなくて、器官?として相同って聞いたんですけど
だったら、全然、相同じゃないよ。形態学的にね。

> そういえば多足類のHox遺伝子群の発現ってどうなってるんだろ?
俺は知らない。て言うか、責任ある答えは言えない。

17 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/13 02:06
> そういえば多足類のHox遺伝子群の発現ってどうなってるんだろ?

面白いよ。前から順番にグラディエーションで発現がある・・訳じゃないところが。

18 :節足動物マニア:01/12/14 21:53
>>17
やっぱ胴部はおんなじのがくりかえして発現してるの?

19 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/15 13:17
>>6
Limbはリンブじゃなくて
どちらかと言うとリムと発音するのではないかな。
昆虫学の分野ではリンブと言うのかも知れないが。

20 :ムシ屋:01/12/15 15:52
>>19
発音悪くてスマソ
リムですね。

21 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/16 12:43
age

22 :名無しゲノムのクローンさん :01/12/17 23:43
まだえらい人見てますか?
もし見てたら教えてください。
鋏角類は触角がないけど、よく三葉虫を近縁だとしていますね。鋏角類の触角はかつてあったのだ
という証拠はあるんでしょうか?

23 :ムシ屋:01/12/17 23:54
>>22
大顎類と同じ意味の触角はないし、なかったと思うけどね。
ところで、えらい人って誰なの?

24 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/18 09:40
えらい人とは、ここでずばずば解答しまくっていらっしゃる方。あなたの事でしょうか?

触角の件ですが、鋏角類の触角がないのは承知しているんですが、前から三葉虫が鋏角類の
祖先であるという説がありましたね。で、恐らくこれは間違いだと思っていたのですが、
最近の本でも三葉虫と鋏角類が近縁だとの説をみまして。それで、発生とかの研究からそういう
事が分かったのかと思ったんですよ。前から鋏角類に口前葉が何節かあるとかの話も小耳に
挟んだこともありましたが、詳しくは聞いてないので、教えて頂こうかな〜とか思いましてね。

25 :古生物好者:01/12/18 09:53
>>4

>それとも過去には海棲有爪類が存在したのでしょうか?

えらく遅いコメントで申し訳ないですが(さっきこのスレ目に入ったもんで)。

例のバージェス頁岩動物群のアユシュエイアが有爪類ではないかと言われてますね。

参照>ttp://epp.eps.nagoya-u.ac.jp/~seicoro/bio/eucaryote.html
(ここにはアユシュエイアの名前はないですが)

どうも古生代のかなり初期に海棲有爪類がいたようです。

26 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/23 00:16
age

27 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/23 21:19
で、鋏角類は節足動物なの?

28 :>4:01/12/23 21:40
>これらの節足動物は海で生まれたと考えられますが、その祖先である有爪類が海に生息していない(というよりすべて陸棲)のはおかしい。それとも過去には海棲有爪類が存在したのでしょうか?
そもそも有爪類が祖先っていうのが間違いかも。そう考えると少なくとも昆虫・多足類とその他の節足動物は単一起源ではなく違った祖先をもっていると思えてきます。また甲殻類の分岐した付属肢や大顎をもたない鋏角類も昆虫との間に隔たりを感じさせます。

 アノマロカリスで知られるバージェス頁岩(古生代カンブリア紀:約5億年前)からは海生の有爪類(アイシェアイアなど)が確認されている.最古の昆虫はデボン紀前期の陸成層(約4億年前)で翅のないトビムシの仲間だった.
今のところ、化石記録であらゆる動物の起源を追いかけるのは無理だろう.
あまりに記録が不完全だからだ.
それでもバージェス頁岩みたいに例外的に保存のいい化石産地が増えることで記録の空白が次第に埋まっていくだろうけど.

ちなみにアノマロカリスは原始的な節足動物だという解釈が定着しつつあるようだ.

29 :ムシ屋:01/12/23 22:27
>>27
>で、鋏角類は節足動物なの?

節足動物の定義をしてからだね。

30 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/23 23:04
節足動物の定義ってなんぞや

31 :ムシ屋:01/12/23 23:09
>>30
節足動物に共通する特徴を定義すると言うことだよ。

32 :>31:01/12/23 23:14
体が明瞭な体節に分かれていて、それぞれの体節に脚が備わっているという特徴を持つ動物という定義でいいのではないか?
昆虫や蜘蛛の仲間はだいぶ変型してしまっているけど

33 :ムシ屋:01/12/23 23:17
>>32
その定義だったら、鋏角類も大顎類も、節足動物になるね。

34 :>>33:01/12/23 23:25
鋏角類も大顎類も節足動物じゃないの?

35 :>>32:01/12/23 23:26
あと体表がキチン質で構成されているという特徴がある

36 :ムシ屋:01/12/23 23:34
後は外骨格かな。特徴ね。

37 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/24 00:01
節足動物は単系じゃないかも……という文章をむかし読んだけど、
さすがに今は分子レベルで系統樹出来てるはずだよね?
結局、節足動物内部の分岐図はどういう結論になったのか教えて。

38 :ムシ屋:01/12/24 00:05
>>37
バラバラだよ。
甲殻類と昆虫類が一緒になったり、
多足類と昆虫類が一緒になったり、
鋏角類と多足類が一緒になったり、

結局、結論はない。

39 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/24 00:44
共通点を定義とするのはどうかな
別の門でも近縁な門どうしだと共通点はいくらでもあげれるでしょ

40 :名無しゲノムのクローンさん:01/12/24 00:53
>>39
形態学的な共通点(これは伝統的な分類学の基本)と分子解析による結果が一致すれば言うことないね
現実には矛盾することも多いけど
化石だと形態学的な根拠しかないからどうしようもないが

41 :ムシ屋:01/12/24 00:59
俺もやったから、ごめん。
どこに対するレスかを、はっきり書いてください。
ちょっと、混乱してる。

42 : :02/03/09 23:04
スカイフィッシュはどうか

43 :名無しゲノムのクローンさん:02/03/09 23:46
私が持っている『節足動物の生物学』(培風館)という教科書では,
(この本では有爪類や緩歩類も節足動物に含めている)

1)有爪類-多足類-昆虫類
2)節口類-クモ型類-三葉虫類
3)甲殻類
4)ウミグモ類
5)緩歩類
に分けて進化の歴史を説明してあり,
節足動物の起源については
『すべての節足動物は,すでに節足動物であったある動物から生じたのか(単系統),
もしくは節足動物に共通でしかも他の分類群にはない形質が,体節をもった動物から生じたいくつかの系統の中でそれぞれ独立に獲得されてきたものなのか(多系統)という問題』
があり,結論を避けながらも多系統を指示する証拠を数多く上げています

少なくとも,
1)環形動物は,節足動物の祖先と思われるタイプであるが,現在の環形動物が節足動物を生じた系統の生き残りであるという確証はない
2)前体節域と数体節が融合して頭部合体節となる,いわゆる『頭化』は各グループで独立に生じた
3)外骨格の形成,脱皮による成長,環節肢,横紋筋,血体腔および心門のある心臓など,機能的に重要な特殊化は,進化の過程で何回も生じた可能性がある
ということは言えるのではないでしょうか?



44 :>28:02/03/15 15:08
>>28
>ちなみにアノマロカリスは原始的な節足動物だという解釈が定着しつつあるようだ.

『ワンダフル・ライフ』では『新しい門』ということになってましたが,あれから研究が進んだんですね

ちなみに,現生の節足動物のうち何に近い仲間だと解釈されているのでしょうか?


S. J. Gould, 1989[渡辺政隆 訳 , 1993]ワンダフル・ライフ バージェス頁岩と生物進化の物語. (早川書房, 東京, 1989).


45 :ハラビロカマキリ:02/03/15 22:03
>>43
多系統だとすると1つの門ではないっつーことっすか?

46 :名無虫さん:02/03/16 00:52
>>43
その本は私も読みましたが、今の時点では古いのが残念。
私自身はアノマロカリスが節足動物と言うのは疑問。なぜかと言えば、本体がキチン化していたようには見えないから。
体節があり、各体節に付属肢があるのは環形動物にも共通の形質だから、節足動物の証拠にならない。
それに、環形動物と節足動物の関係も疑問視されている。
むしろ、節足動物的動物を産む祖先系が何回かにわたって節足動物的構造を作ったように考えるのが吉かと。
で、節足動物的生物と言えば、原生の節足動物と三葉虫、それにアノマロカリス・その他にもバージェスには
何通りかの節足動物的構造がある。
だから、節足動物的構造を単系統と考える必要はないし、そこが最大の問題なのだろうね。

47 :名無しゲノムのクローンさん:02/03/16 15:37
>節足動物マニア
遅いけどHoxについて
limbの本数、羽の枚数、体節の数はHoxで説明されてます。
limbについて確かUbx、Abd-AがDllを抑制する、
そしてDllとUbx、Abd-Aの発現パターンによって足の本数が決まる、
って感じだったと思います。
羽の数も体節の数もおんなじかんじで決まるんじゃなかったけ?
ちなみに蛇に足がないのもHoxc6とHoxc8の発現パターンによると考えられてます。

今年に入ってNatureに何報かその辺の話が載ってたはず。
読んだ人教えて。


48 :節マニ:02/03/17 07:31
脊椎動物で肢が3対以上あるのがいないのはなんでだろ
Hoxの発現パターンが変化すればできるはずなのに

49 :名無しゲノムのクローンさん:02/03/17 23:42
S.M.Manton(1972)が提唱した単肢動物門(有爪動物,緩歩動物,多足類,昆虫類)という概念は,今はどういう扱いになっているのでしょうか?

岩波生物学辞典の『単肢動物』の説明では
いわゆる節足動物は三元的起源であるとして,
単肢動物門
鋏角動物門
甲殻動物門
の3つの独立した門とする説が紹介されていますが,
『動物分類表』では
節足動物門の中に
三葉虫亜門(三葉虫)
鋏角亜門(カブトガニ,クモ,サソリ,ダニ,ウミグモ)
大顎亜門(甲殻類,倍脚類,唇脚類,昆虫類)
が含まれ,
有爪動物門や緩歩動物門は独立した門という扱いになっています


50 :名無しゲノムのクローンさん:02/03/20 22:20
>>46
>体節があり、各体節に付属肢があるのは環形動物にも共通の形質だから、

体節があるのは、環形動物と節足動物に共通しているけど、付属肢は、環形動物にはないよ。
環形動物の、付属肢様の構造は「疣足」と呼ばれていて、付属肢とは区別されている。
それに、疣足ですら、環形動物全部にあるわけではない。


51 :名無しゲノムのクローンさん:02/03/20 22:32
>>48
「3対めの肢」が偶然できたとして、それを胴体とくっつけ、支持し、動かすための関節や胴体側の筋肉は?
「3対めの肢」を制御するための脳の構造は?

52 :46:02/03/20 22:38
>各体節に付属肢が・・
付属肢という表現はいけませんでしたね。しかし、もしカギムシの足を付属肢と呼ぶのなら、
疣足を付属肢と言っていいかもよ。遺伝子的にどうなのかは知らないが。
ついでに、環形動物は疣足があるのが基本で、適応によってなくなったものがあるんだと
思ってたが。
といっても、最近は節足動物は環形動物より線形動物に関係が深いとの説があるそうで、それが
本当ならまた話は別だからね。


53 :50:02/03/20 22:47
>>52
カギムシの脚は、節足動物的付属肢ではないよ。
なぜなら、環節性の脚ではないからね。

節足動物の付属肢は、外骨格+環節なんだな。
カギムシの脚は、伸縮するから、かなり違う。

形態学の話だよ。

54 :46:02/03/20 23:33
>>53
それは分かった上の話。カギムシの足はむしろいぼ足ににているが、爪がある点では
節足動物にも似ている。これを環形動物から節足動物への足の途中経過を示していると
言って良いかどうかだが。少なくとも節足動物と環形動物の体節が相同のものであれば、
そこにつく足も相同かもしれないね。
もちろんカギムシには体節構造は明確ではないから、まったく独自のものかもしれないし。
難しいですね。

55 :50:02/03/20 23:41
>>54
たぶん、そうだと思っていたけど。
まあ、ROMの人への説明だな。

56 :46:02/03/20 23:49
>>55
で、カギムシの足、環形動物のいぼ足、節足動物の付属肢は相同なの?

57 :50:02/03/20 23:58
>>56
体節に一対ずつあるという点では共通だろうな。

でも、構造が、違う。
環形動物の疣足は、突起物。
カギムシの脚は、筋肉は付いているが、環節(と関節)がない。

問題は、どこで分岐したかと言うことだな。
相同の議論は、どのレベルで話をするかだな。

起源を言うなら、相同だと思うよ。
疣足も、カギムシの脚も。

節足動物の脚は保留ね。ちょっと考えてみる。

58 :46:02/03/21 00:08
>>57
節足動物の場合、付属肢は2股が基本と言うことになっているけれど。
あれはどうだろう。甲殻類の場合、これは絶対だが、多足類や昆虫ではあまり意味を感じない。
鋏角類は鰓形の足とあし型が分かれてるが、基本は二股と考えても良いような気がする。
アノマロカリスやオパビニアはどうだろう?下側に足形があって、上にひれ形があって、そこに
えらがあって・・。また別の形かもしれないね。



59 :50:02/03/21 00:16
>>58
二叉型の付属肢の問題ね。
どっちが基本形かは分からないが、(単肢型と)

異規的体節制があって、環節型付属肢があるのであれば、
節足動物(単系統)と、言えると思うが?どうかな。

60 :46:02/03/21 00:35
体節ごとに足がある形の原始形が環形動物のいぼ足だとするとだ。
カギムシの足はそれをそのままに発展させた形に見える。
いわゆる節足動物の足はそこに外骨格と関節とが発達した形ではある。
その体節毎の足が分枝を作るのはありうることで、その枝が2本か3本か。
そういう問題かと。
逆に、体節とそこに付属する足的構造ととらえれば複数の門が成立する可能性も
あろう。
異規体節は同規体節からのありふれた適応ではないかと。

61 :50:02/03/21 00:44
>>60
ううむ。

>体節ごとに足がある形の原始形が環形動物のいぼ足だとするとだ。
>カギムシの足はそれをそのままに発展させた形に見える。

見えるかな?まあいいや。

>いわゆる節足動物の足はそこに外骨格と関節とが発達した形ではある。

ここが、飛躍じゃない?どうやって作るのよ?

>その体節毎の足が分枝を作るのはありうることで、その枝が2本か3本か。
>そういう問題かと。

疣足が、分枝を作るのもワカランでもないな。

>逆に、体節とそこに付属する足的構造ととらえれば複数の門が成立する可能性も
>あろう。
>異規体節は同規体節からのありふれた適応ではないかと。

前の表現の逆を言ってるだけじゃないのかな?



62 :名無しゲノムのクローンさん:02/03/22 23:35
>>49
Manton の、節足動物の機能形態学に関する業績は否定する気はありません。
確かに、すごいものだと思います。

しかし、機能の違いを、直接的に、系統に結びつけてしまったのは、
問題ありだと思います。

Manton が論拠にした、形態学的な結論は、否定されつつあります。

ただし、門、亜門レベルの系統は、一致した見解はありません。
たぶん、系統分類屋の数だけあると言っていいと思います。



63 :名無しゲノムのクローンさん:02/03/31 00:29
age

64 :名無虫さん:02/04/01 02:46
>>62
節足動物全体でみたとき、2又付属肢が基本かどうかは不明。
そう言うこと?

65 :名無しゲノムのクローンさん:02/04/01 03:48
>>46
アノマロカリスにキチン質の構造があるとしたら,かつてエビの胴体と間違われていたという触手の部分だろう.あそこと(輪切りのパイナップルのような)口の部分だけは硬い構造だったことは確からしい.
あと個人的な見解ではアノマロカリスが泳げたかどうかは非常に疑問だね.
三葉虫を始めカンブリア紀の大半の生物は海底を這うか,潜るか,固着していたものばかり.えさを探すのにエネルギーをロスしてまで泳ぐメリットが感じられない.
アノマロカリスのような体の構造で有効に泳げたというのも信じられない.ちなみに中国の同類では触手は頭の下ではなく左右に広がっていたことが判っている.
海底を這うより泳ぐアノマロカリスの方が映像的にいいのは判るけどね.

66 :46:02/04/01 16:01
>>65
なるほど。言われてみれば全身ではないかもしれないが外骨格はあったんだ。ゴカイも固い顎をもってるけれど、
それよりはるかに外骨格らしいね。

でも、あれが海底面を這っているのも想像しにくいな。プロポ−ションや大きさも現生のイカとどっこいだから、
泳げてもいい気はするけど。
ついでに、「ワンダフルライフ」によると遊泳性のものがいくつかあげられているね。それに、浮遊性の生物も
かなりいたはず。海底面を離れるメリットはないとは言えまい。

67 :名無しゲノムのクローンさん:02/04/01 20:16
>>66
 イカだと海水を噴出することで推進力を得ているわけだけど、アノマロカリスの場合は?だな.魚みたいな流線形になっているわけでもないし、俺にはむしろアメフラシみたいな生き物を連想させる.
 グールドは「ワンダフルライフ」の中でカンブリア紀の動物の遊泳力などの運動能力について過大評価している傾向がある.これは恐竜の習性にも言えることで、アメリカ人らしい誇張的な表現だと思うけどね.
 カンブリア紀にはクラゲみたいな浮遊性の生き物はいたけど、現代の魚のような素早い泳ぎ手はいなかったと思うよ.
魚にしても最初の1億年ぐらいは動きの鈍い動物だったし、鱗がうすくなって今のような素早い動きが出来るようになったのは出現してから4億年以上もたってからだよ.
 水中を自由に素早く泳ぎ回るというのは、そんなに簡単に獲得できる習性ではないし、エネルギーに見合った見返りがないと意味がないんじゃないか?
 餌が動きの鈍い生き物ばかりなのに、捕食者だけが異常に素早いというのは奇妙な光景に思える.

68 :46:02/04/01 23:38
>>67
なるほどね。イカはジェット噴射が出来るからね。実はアノマロの腹面のひだはすべて漏斗で、
とかだと面白いが、それは無理か。
でも、それほど素速くなくても泳げればそれなりの効果はあったんじゃないかな?
たしかに、”ワンダフルライフ”を全面信用する気はないが、サンクタカリスとかも上から
ねらう形じゃないか。それに、浮遊性の生物(筆石とか海ユリとか)もあることだしね。
そのあたりどうだろう?


69 :名無しゲノムのクローンさん:02/04/01 23:53
>>68
アノマロカリスの見つかるバージェス頁岩は多くの化石で内臓や筋肉まで保存されている素晴らしい状態なので,
アノマロカリスの体の構造の詳細(筋肉系や神経系など)が判れば,運動機能についてももっと科学的根拠のある復元が可能になると思う。
体内に遊泳を可能にすような瞬発力のある筋肉が発達しているなら内骨格であれ外骨格であれ筋肉の付着する支持基盤が必要だけど,アノマロカリスに触手や口以外に硬そうな部分は見当たらない。
残念ながらアノマロカリスについては今のところ体の輪郭しか判っていないといのが実情だと思う。
例の口が頭部の下に付いているので,獲物を襲う時はヒトデやウニみたいに上から覆い被さったのはほぼ確かだろうけど,それは泳げたことを意味しない。
まあNHKのCGは番組としてはよく出来ていたと思うけどね。

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