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アンパンマンの死

1 :気合一発危機一髪髪の毛一本オッス俺波平 :2000/09/17(日) 22:39
飛行船のドアを開けるとバイキンマンは三つ又の銛を抱いて、ベッドの上に横になっていた。
「来たね」
バイキンマンは眼を閉じたまま、落ち着いた声をかけた。アンパンマンは無言で立ち尽くす。
船内のあたたまった空気がアンパンマンに絡むようにして森の広場の方向へ駆けていく。
アンパンマンはバイキンマンを見つめる。禿げた頭の緩やかな曲線の上にそそり立つ二本の角。
濃い黒。殴られて潰されたかのような横にひろがった鼻。分厚く血色のわるい唇。
股間をぴっちりと包み込む紫色のブリーフ。小太り気味の小さな体。短い足。

51 :名無し物書き@推敲中?:01/10/02 16:56
徳山って誰ーー???

52 :名無し物書き@推敲中?:01/10/30 16:58
つづきかいてー

53 :名無し物書き@推敲中?:01/10/30 23:41
初代絵本のアンパンマンの雰囲気だな。今のアニメ調と違って、
随分シュールで不気味だったのを覚えている。

54 :名無し物書き@推敲中?:01/10/31 00:37
5分で理解できる「創作文芸板の軌跡」スレ

55 :名無し物書き@推敲中?:01/10/31 02:25
おもろい

56 :名無し物書き@推敲中?:01/10/31 03:39
懐かしい、まだ落ちていなかったの?だれ定期カキコしてるの?

57 :名無し物書き@推敲中?:01/10/31 15:02
>>56
 この板って特に人少ないから・・・

58 :名無し物書き@推敲中?:01/10/31 19:40
誰なんだよ徳山って!
ストーリー上重要な人物なのか?気になるじゃねえか。

59 :名無し物書き@推敲中?:01/11/05 19:59
薩摩揚げ

60 :名無し物書き@推敲中?:01/11/05 22:35
はやくつづきかけよ!

61 :名無し物書き@推敲中?:01/11/05 23:48
おもしろかったよ!
すごいなー

62 :名無し物書き@推敲中?:01/11/05 23:55
ageられる度にファンを増やして行く未完の傑作?

63 :名無し@肝っ魂:01/11/08 02:28
最初、自分は、アメコミを連想した。
アンパンマン自体が、スーパーマンのパロとも言えるしネ。
バイキンマンの顔のリアルな描写など見て、ヤルなぁー、と思った。
そういう手もあったかぁ!! と。
自分的には、そのママ、アメリカのハードボイルド小説とか、その
流れをくむ、ハーラーエリスン?とかのSF短編の様に行くのでは、
と、期待したのだが;
ナンカ;
剣豪小説の様になっちゃつたのが、自分的には残念かぁナ;と。
でも、投稿のタイムスタンプみると前後3本が同じ、
22:55なのは、ナンカ、裏が有るのダロフか?
でも、アメコミにはアメコミの文体の様なものがふさわしい
と感ぜられたのは収穫か。
>1>2辺りまでは、アメコミのスーパーマンとかバットマン
とかの絵柄が浮かんでご機嫌ダッタYO!!

64 :名無し物書き@推敲中?:01/11/18 06:21
>>5の最初のあたりで、餓狼伝かと思っちゃったYO!

65 :名無し物書き@推敲中?:01/11/18 12:57
おれは高橋源一郎の「ペンギン村」を思い出したYO!
パクリとはいわないYO!

66 :名無し物書き@推敲中?:01/11/30 05:39
アンパンマン マンセー

67 :名無し物書き@推敲中?:01/11/30 05:41
そして他のスレをあげたがるやつ。
ワンパターンだね。プッ。

68 :名無し物書き@推敲中?:01/11/30 13:52
>>1、真性厨房だろ。何も知らないヴァカが!!
2chはな、IPをしっかり記録しているんだぜ? んなこたぁ常識だ! クズ!
初心者板か削除板へ逝ってみろ。ここが「匿名掲示板」などではないと判るから。

串刺してようが関係ねえ。どこのサーバー管理者もISPもトラブルはゴメンだし、
匿名を笠に着て好き放題する貴様みたいなガキが大嫌いときている。
喜んでサーバーログを提供してくれるだろうよ。

さて、貴様の素性が判ったらどうするか?
プロバイダに連絡してアカウントを取り消す……なんて幼稚な事はしねえ。
貴様んちの周辺で張り込む。そして貴様の醜い姿をデジカメで撮る。
それを適当な「無料ホームページ」にアップロードし、
貴様の大好きな 2ちゃんねるの各板に貼り付けてやる。
氏名、年齢、住所、電話番号などと一緒にな。
そして知っての通り、2chにはごく僅かだが本物の狂人がいる。

今から作業を始める。
簡単ではないし、時間もかかるだろう。俺自身へのリスクもある。
だが俺は本気だ。地の果てまでも足跡を辿り、
とことん貴様を追い詰めてやるからな!

貴様の末路をasahi.comの社会欄で読むのが、今の俺の最大の望みだ。

69 :名無し物書き@推敲中?:01/12/01 05:52
なつかしい。1年以上前のログがまだ。
しかし徳山って結局誰だったのか。

70 :名無し物書き@推敲中?:01/12/10 19:19
珍スレ保存あげ

71 :名無し物書き@推敲中?:01/12/18 22:54
ただいま303番目

72 :名無し物書き@推敲中?:01/12/20 20:00
マニファクチア

73 : :02/01/17 22:03


74 :名無し物書き@推敲中?:02/01/22 18:59


75 :名無し物書き@推敲中?:02/02/05 22:34
  

76 :名無し物書き@推敲中?:02/02/13 00:09
ねえ。
1じゃないけど、カレーパンマンの死
ってので続きかいてもいい?
禿げしく下手くそかもしんないけど。

77 :リボンさん ◆KILL/WjU :02/02/13 00:13
>>76
さあ、どうぞ。

78 :名無し物書き@推敲中?:02/02/13 00:15

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79 :カレーパンマンの死:02/02/13 06:31
 バタン、と大きな音が飛行船の部屋に響いた。
 カレーパンマンが扉を開けていた。彼はそこで立ち尽くした。
「やあ、来たね」
 バイキンマンが、ちらりと後ろを振り返って言った。
「あいかわらず、脂ぎった顔だねえ(ピュア」
 バイキンマンは目を細めてにっこりと笑った。紫色の唇が横に広がる。
 その顔は、カレーパンマンからは見えなかった。カレーパンマンには、
バイキンマンの声がまったく届いていなかった。
 バイキンマンはビデオ撮影を再開した。
「ショクパンマン……」
 カレーパンマンは、やっとそれだけを言った。顔の中央から大きく二
つに割れている口は、何も語らない。
 カレーパンマンは唖然としていた。放心している様子だった。


80 :カレーパンマンの死:02/02/13 06:32
 過剰なストレスが、カレーパンマンの顔を歪ませた。ここに辿り着く
前、さっき見た光景が、カレーパンマンの脳裏にフラッシュバックし始
めていた。それは自分ではどうしようもなかった。
 ジャムおじさんが首を吊って宙に浮いている光景。ズボンからは糞尿
が滲んで、床に滴っている。部屋には強烈な異臭が充満している。バタ
コさんとチーズの姿は何処にもない。
 また少し吐き気を催した。だがカレーパンマンは、こらえた。フラッ
シュバックが収まってくる。
 カレーパンマンは考えを振り払った。目の前の光景に集中する。めま
ぐるしく思考が錯綜していることには、自分でも気づいていた。


81 :カレーパンマンの死:02/02/13 06:33
 ピンク色の躰が妖しくうごめいた。妖しい嬌声が響く。
 その躰の太股には、ヌメった液体が付着していた。それは妖しい光沢
を放ち、光を反射していた。
 カレーパンマンはショクパンマンを見つめていた。
 ショクパンマンは、一瞬、カレーパンマンと眼を合わせた。だがすぐ
に目を逸らした。
 ショクパンマンは腰を機械的に動かしていた。ドキュンちゃんの嬌声
が部屋に響く。
「ねえ、バイキンマン。さっさとアイツを片しちゃってよ」
 脚で指図する。ドキュンちゃんは、バイキンマンを冷たい視線で見つ
める。その足のつま先は、カレーパンマンの姿を捉えていた。
 ドキュンちゃんは、躰をベットに横たわらせている。
 ドキュンちゃんは笑顔を崩さない。
 ドキュンちゃんは、ショクパンマンの躰にさらに強く抱きついた。二人
は折り重なるようにして、ベットでもつれ合う。その光景を楽しそうに
バイキンマンは撮影していた。
 ドキュンちゃんは腕をショクパンマンの首に廻した。さらに強く抱き
ついた。口が半開きになる。脚を蜘蛛のようにショクパンマンの腰に絡
みつけた。
「いいわ、ショクパンマンさまぁ……」
 ドキュンちゃんは、そろそろ絶頂が訪れようとしていた。
 ショクパンマンは無表情で腰の動きを早めた。
「しょうがないな……」バイキンマンが言った。
 パイキンマンは、手に持っていたビデオカメラを三脚に備え付けた。
後ろを振り返り、カレーパンマンの姿をじっと見据える。
「ここじゃなんだし、別の場所に移ろうか」
「ああ……」
 声にならない程の声で、カレーパンマンはバイキンマンに応えた。
 バイキンマンは、部屋に立て掛けていた三つ又の銛を手にとった。
二人はドアに向かって歩き出した。バイキンマンは堂々とカレーパン
マンに背中を見せていた。
「さっさとブッとばしちまえばいいのに、君もアンパンマンと変わらな
いねえ。武士道精神かい?」
 後ろを見せたまま、バイキンマンが先にドアに手をかけた。部屋を出
た。
 カレーパンマンもその後につづいた。


82 :カレーパンマンの死:02/02/13 06:34
 森の広場はどこまでも夜空が広がっていた。寒い時期ではなかった。
だが、寒々と感じられた。カレーパンマンは、自分の膝ががくがく震え
ているのを自覚していた。
 夜が深い。辺りは、しんと静まり返っていた。
 風はなかった。それでも、地の一面に生えている草が揺らいでいるよ
うに感じられた。
 自分が星空から嘲笑されているかのように、カレーパンマンには感じ
られた。
 カレーパンマンは近くにあったソレを見て、また唖然と立ち尽くした。
「アン…パンマン……」
 そこにはアンパンマンの無残な死体が転がっていた。
 香ばしく、美味そうな死臭が、その一面には漂っていた。
「さっきから君は驚いてばかりだねえ(ピュア」バイキンマンがまた、
にっこり笑った。
 その笑顔は、今度はカレーパンマンは見逃さなかった。バイキンマン
の無邪気な笑みを見て、彼は戦慄した。なぜだか、バイキンマンの笑顔
が神々しく感じられたことに、自分でも驚いた。
「それじゃあ、始めようか」バイキンマンが言った。
 手に持った三又の銛を構えた。
「ああ……」
 カレーパンマンが応えた。腹に力を込めた。


83 :カレーパンマンの死:02/02/13 06:35
 カレーパンマンは、バイキンマンの余裕の表情が薄気味悪く感じられ
ていた。だが何も考えないことにした。戦いのことに全神経を集中する。
 今まで結果的にバイキンマンに負けたことはなかった。今度だってそ
うだ、とカレーパンマンは思った。自分で自身を勇気づける。気力も残
りのカレーパワーも、問題ない。いける。ヤレ。アンパンマンの仇をと
れ。気力を充実させる。
 カレーパンマンはグッと強く歯を噛み締めた。全身を伝う汗で、さら
に自分の顔が脂ぎったように感じられた。
 カレーパンマンは拳を硬く握り締めた。
 静寂。無音。空が、音もなく落ちてくるように思えた。
 バイキンマンが脚に力を込めた。グッ、と地面が鳴った。先に動いた
のはバイキンマンだった。
 走った。間合いを詰めた。スピードを加速する。
 カレーパンマンは拳にさらに力を加えた。迎撃態勢に入る。足を肩幅
に開き、右足を後ろへとずらした。腰の重心を沈め、腕の力を抜いて、
いつでも素早く拳を打ち出せるようにした。
「ヒーフュ〜〜〜(ピュア」
 銛を撃ち出した。まるで楽しんでいるかのように、バイキンマンは声
を発した。
 ヒュ、と音を立ててバイキンマンの銛が虚空を斬り裂く。
 グッ、っと足を半歩ほど踏み込ませ、カレーパンマンはバイキンマン
の顎めがけて拳を振り上げた。
「キャ〜、こわーい(ピュア」
 はしゃぐように、舌足らずな甘え声でバイキンマンは言った。
 顎にかする寸でのところで、バイキンマンは攻撃をかわす。
 イケル、そう確信した。バイキンマンの腹ががら空きだった。
 一撃で決められる、とカレーパンマンは思った。バイキンマンの腹め
がけて、思い切り拳を撃ちだしていた。


84 :カレーパンマンの死:02/02/13 06:36
 しまった、とカレーパンマンが思ったときには、遅かった。思い切り
大振になっていた。タタタ、と体が思わずよろけた。
 二、三歩よろけて、手を地面に着きそうになるのを必死にこらえられ
たとき、ようやくカレーパンマンは顔をあげた。だが、カレーパンマン
の目の前には、バイキンマンの姿はなかった。
 カレーパンマンは無駄な動きのないように、目だけでバイキンマンの
姿を必死に追った。探した。姿が見つからない。
 この闇夜は漆黒のバイキンマンにとって、非常に有利だった。
「ここだよ」
 穏やかで、恐ろしく冷静な声だった。バイキンマンは銛を突くように
撃ち出した。バイキンマンは斜め後ろで躰を低くしていた。
 間一髪のところで、カレーパンマンは攻撃をかわすことが出来た。体
をゴロゴロと転がせ、膝をついて立ち上がる。
 バイキンマンは笑顔を崩さない。追撃しようと銛の持ち方を変えて、
カレーパンマンに飛びついた。
 追撃をかわすことは出来ない、そうカレーパンマンは瞬時に判断した。
カレーパンマンは空へとエスケープしようとした。だが、出来なかった。
誰かに後ろから羽交い絞めにされた。
 カレーパンマンが反射的に振り返ろうとしたとき、何か鈍い衝撃が、
自分の腹に走り抜けたことに気がついた。
 全身から力が抜けてゆくのを感じる。思わず膝をついた。視界が僅か
にぶれた。なぜか目がかすんだ。
「ずいぶん、あっけなかったねえ」バイキンマンが言った。
 苦笑を浮かべて、バイキンマンはカレーパンマンを見おろしていた。
血色の悪そうな唇をいやらしく歪めて、バイキンマンは楽しそうに話
を続ける。
「無様だねえ。カレーパンマンっていうくらいだから、もうすこし華麗
に動き回ることも、出来たんじゃないの?(ピュア」
 にっこりとした笑顔を見せながら、バイキンマンはカレーパンマンの
目を見つめた。だが、カレーパンマンはバイキンマンのことなど、見て
いなかった。
「ショクパン…マン……なんで?」カレーパンマンがうめいた。
 カレーパンマンの視界から、徐々に色が失われてゆく。腹から鮮血が
溢れ出していた。
 空には一面の星空。銀色に輝く、月。
 カレーパンマンが最後に見たのは、孤独な孤独な、月だった。

(了)

85 :今日はカレー曜日!:02/02/13 06:39
以上。なるべく1の文体を真似ているつもり。
さすがに、詩的な部分はコピれんかったょ。。

86 :名無し物書き@推敲中?:02/02/18 02:16
ねぇ、アンパンマンてさ、
あたまなくても生きてるんでしょ?

どうやって殺すわけ?

87 :名無し物書き@推敲中?:02/02/18 08:58
>>86
本体はもちろん胴体です。
頭部はバッテリー兼インタフェースです。


88 :名無し物書き@推敲中?:02/02/19 01:29
カレーパンマンの死おもろかった
食パンマンとドキュンちゃんのAV撮影シーンワラタ

89 :名無し物書き@推敲中?:02/02/19 06:38
わーい。感想ありがと。>88
今見ると直したくてしょうがないところがいっぱい
あるけど感想貰えて素直に嬉し!

90 :名無し物書き@推敲中?:02/02/19 13:50
あんた等最高だよ!!

91 :名無し物書き@推敲中?:02/02/19 15:12
すげえ、俺が創作文芸に初めて来た時あがってたスレだよ。
地下でずっと続けてたなんて知らなかった・・・

92 :暇な男:02/03/02 23:26
「アンパンマンって怪我したらどうなるんだろう?
おしるこが出てくるのかな?」
「そうだ!!今日アンパンマンショーがあるから確かめてみよう」
アンパンマンショーの直後
アンパンマン役がイスに座っているところに子供Aが近づき
家から持ってきた包丁を突き刺す。
運悪くそこは心臓だった。
「アンパンマンも血を流すんだ・・・・」
アンパンマン役はそのまま床に倒れる。
「顔がぬれて力がでないんだ。」
その時バイキンマン役が壁越しに
「オイ次の準備急げよ!!」
と声をかけてきた。子供Aはあせった。
「どうしよう。アンパンマンは顔がぬれて力がでないのに。」
「助けなきゃ・・・・・」
子供Aはアンパンマン役を刺殺した包丁を持って
バイキンマン役の所へ向かった。

ずっと前に書いた作品です。

93 :名無し物書き@推敲中?:02/03/07 00:23
>>92
 うまいね。何かアンパンマンとシリアスなのは意外と合うのかもしれない

94 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 01:16
fghd

95 :アソパソマソ:02/04/03 05:10
 拳を振り下ろした時には、バイキンマンは一丁跳びに横をすり抜けていた。
同時にかすかな痺れを腹に感じる。
「終わったな・・・」
バイキンマンの乾いた声が聞こえる。視線を落とすと、奴が手にしていた
銛が深々と腹を貫いていた。手足の感覚が無くなっていくのが分かる。鼻
の奥に生臭い臭いが立ち込める。これが死の臭いか。
「おまえは死ぬ。せめて最後は安らかに祈るがいい・・・」
 奴の声がやけに遠くから聞こえる気がする。俺は震える手で銛を掴むと
ゆっくりと引き抜いた。肉の裂ける音と同時に血が噴き出す。痛みは無い。
ただ手足の痺れがひどくなり、徐々に意識が薄れていく。
「フン。自ら死に急ぐのか?」
「俺は・・・貴様ごときの・・・手では死なん・・・」
最後の力を振り絞り、逆手に持った銛を再び腹に突き立てた。既に何の感覚も無い。
一呼吸置き、一気に横一文字に腹を捌く。臓物が飛び散ったが、もうそれが自分
の物だという気はしない。
 テレビの前では子供たちが固唾を飲んで見ているだろう。俺の生き様を、そして
散り際を子供達に見せておきたかった。いずれあの子達の中から俺の志を継ぐ者が
現れるはずだ。
 ジャムおじさんの顔が浮かぶ。カレーパンマン、ショクパンマン、そして
バタコさん。楽しかった。最高の仲間だった。この十数年の思い出が走馬灯の様に
頭をよぎった。
 ふと空が見えた。抜けるように青い空。なんだか久しぶりに見た気がする。気付いた
時には俺は仰向けに倒れていた。目の前一杯に広がる青い世界に、そのまま吸い込まれ
ていくような気がした。

96 :名無し物書き@推敲中?:02/04/03 05:20
2年前のスレがまだデータ落ちしてないとは(w

97 : :02/04/03 05:30
>>96
懐かしくて泣きそうになった。
同時に、この板過疎だなぁって思った。

98 :アパーンマン:02/04/03 06:49
「アンコパンは永遠に」

「エンペラー・オブ・バクテリア」。アパーン国の皇帝、通称バイキンマン。
彼は同時に天才科学者で、現在では考えられないほどの技術者なのだ。
そんな彼が狂気に犯されたのは、わずか数ヶ月前のことだった。
始まりは、アメリカに対する核攻撃。
彼はご自慢の平気であっという間に最強と言われた超巨大国家を滅亡へと導いた。
それを皮切りに、彼は続々と他国への侵略を始めた。
これは、そんな巨悪に立ち向かう勇敢な戦士達の物語である・・・・・・

続編は本日中に。


99 :アパーンマン:02/04/03 06:51
↑ゴメン。5行目「平気」じゃなくて「兵器」ね。

100 :名無し物書き@推敲中?:02/04/06 17:02
いつまで待てばいいんだと100ゲット。

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