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あなたの文章真面目に批評します

1 : :02/04/09 13:51
虎の穴に出すには気が引ける短文・作文。
スレ立てて連載するには気が引ける続き物。
それらに出来るだけ良心的に批評します。
批評の仕方の目標としては、辛口で始め後半褒めてがんばれでシメる。
皆で育てあうスレにしたいと思います。

43 :1:02/04/11 00:57
>>42
「横目でチラチラ見て、クスクス笑った。 」
はいただけませんね。擬音語が多すぎます。
「そのおじさん」という言葉の二語目は「その」はいりません。
他にも細かい難点がいくつかあります。

44 : 練習:02/04/11 01:37
高宮五月は走っていた。
真夏の太陽に照らされながら、アスファルトの歩道を走り続ける。
今日は、五月にとって特別な日だった。
幼い頃から憧れていた刑事という職業。
五月が警察官になって早三年、とうとう本日四月四日付けを持って、南署捜査一課への配属辞令が下ったのだ。
五月は更に走り続けた。
期待と緊張を胸に秘め、輝く汗を額からほとばしらせながら、川沿いの土手を、歩道橋を、横断歩道を走り続ける。
目指す南署は、もう目の前だった。

45 :1:02/04/11 01:46
>>44
短く文を切って、緊張感を表現できているところがいいと思います。
「走り続ける」「走っていた」が多すぎるのが気になります。
8文の中に4個「走」が入っています。もっと別の表現に言い換えていうのもテクニックです。
駆け抜ける、とかね。

46 :39:02/04/11 01:47
>>40

1さんの意見は参考になるな。そこで聞くけども、

>恋愛のなれそめになるようなポジティブなじいさんを描こうとするなら作風をおとぎ話風にするのは
>やめたほうがいいですね。

「俺」は娘に昔語りをしてるわけだから、聞き手は娘。
一般的に女は、ロマンス好き、おとぎ話好き。
おとぎ話風にしてはいけないと断言できる根拠を詳しく知りたい。

1の批評をもとに、むしろ、聞き手を娘にふらずに
「俺」自身に語り聞かせるようにしたほうが良いというなら納得できる。
どうか?

47 :44:02/04/11 01:57
1さん、批評どうもありがとう。
これからの参考にしていきたいと思います。

48 :1:02/04/11 02:15
>>39
もっとじいさんを動くキャラにするにあたって、作風を変えたほうがいいかどうかということですが。
「ジョンじいさんはいつもここでああしてた」という表現が各所にあり、ジョンじいさんの昔の行動
は一種不動のものとして確立されています。それが動き回り、「俺」のために人肌ぬいで動いて
くれるようなストーリーになっていくのであれば、キャラクターも変わっていく必要があります。一気
に視点を昔へ戻し、現在進行形の形で描いて動きを引き立てるという手もあります。
対して、この作品は「いつもここで変わらず座ってたジョンじいさんはもういない。寂しいなぁ」とい
うテイストを元に、おとぎ話、淡いパステル調のイメージを作り上げています。じいさんが動けば
それが壊れてしまうわけです。と私は思うわけです。
あー、なんか、うまくいえません。困った。

あと、現実的なことをいうなら、「ほらごらん、あれが…」というような口調で話し掛ける娘は、まだ
年少である可能性が高い。もし恋愛話に興味を持つお年頃の娘であれば「ほらごらん」は必要
ないと思います。これはちょっと断定しすぎかな…。

なんか違う。スマソ。

俺自身に聞かせる案はいいと思います。「のさ」の喋り口調をやめれば可能性がひろがることも
あるでしょう。

49 :39:02/04/11 02:49
>>48

娘に対して、追憶を語るのではなく、
「じいさん」を対象として、当時の「俺」を振り返り、
消えてしまった憧憬を懐かしむ話、とするならば、
じいさんをロマンスにからめる必要はないだろう。

その場合、この作品のトーンは、
淡いパステル調ではなく、渋いセピア調ということになる。
すると、本文の最後の1行は「俺」の気持ちとして、悪くない気がする。

口調については、自分は気にならなかった。


50 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 15:56
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/an/antho2.cgi?action=html2&key=20020313105129
もしかしてこれも「ジョンじいさん」と同じ状態かもしれない。
俺がスレに「読んで」って書いたらどこにもねーぞって厨房扱いされた。昔

51 :名無し物書き@推敲中?:02/04/11 16:38
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020411220559
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020411064301
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020411110643
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020411153805
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/g/gns1/santhology.cgi?action=html2&key=20020409225928
最近のアエーマのショートってクズばかりだよな。

52 :名無し物書き@推敲中?:02/04/12 20:34
>>50
それ「Internal Server Error」でるよ。
送信失敗してるんじゃない?

53 : :02/04/14 01:36
age

54 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 03:28
良スレにつきage。
私の文章もよろしくです。


誤解とすれ違い。
世の恋人達の別れる理由なんてそんなものかもしれない。
健一はふと、考える。
もしも想いを正確に伝えられるならば、どんなに幸せなカップルが増えることか。
あの時の俺たちも。
物分りのいいふりをして、君を傷つけないように別れた。
少しでいいから、話し合えばよかった。
そうすればどれだけお互いが相手のことを大事に想っているか、分かったのに。
少しでいいから、歩み寄ればよかった。
そうすればどれだけお互いが相手のことを真剣に考えているか、分かったのに。
今となっては――もう遅い。
『まもなくドアが閉まります』
アナウンスにうながされるように健一は電車に乗り込む。
結局、君は見送りに来なかった。
それが一番いい選択肢だったのだろうか。
本当に、これでいいのだろうか。
そんな思いをよそに、電車は静かにプラットホームから滑りだしていった。

55 :プロ:02/04/14 03:29
古いなぁ。

56 :1:02/04/14 03:50
>>54
読ませていただきました。
文章の中で、際立っておかしいところはありませんが、短い文章の割りに独白が多すぎます。
これではライトノベルに分類されてしまうでしょう。
あと、次に何が起こるかすぐにわかってしまう。つまり「よくある話」です。よくある話を当たり前に
書いても魅力は生れません。

57 :1:02/04/14 03:53
>>55 プロさん
「根本的にわかってない」のは私でしょうか?
でしたらプロさんのご意見もお聞かせください。

58 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 04:56
>>54 は求心力のない文章だね。

59 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 08:46
>>54

感傷にひたりすぎです。
まだ自分のなかで思いが昇華しきっていない。
むしろ客観的に別れた女性側の思いを察する・分析
するほうがいいのかも。
それにしても話が陳腐すぎて読み手にいやがられる内容。

60 :旅する二人:02/04/14 08:59
 太陽が爆発し、輝く破片が無限の闇へと飛び散った。
そして静かな夜が僕らを暖めた。森と平野の敷かれた風景の中で、僕らは野営をしていた。
オリーブの樹の上で宇宙を眺めた。空の遥か奥から不思議な音が聞こえる。宇宙が呟いているんだろう。
「おーい、クレメンザ、ウィンナーが焼けたぞ」
ぱちぱち燻る焚き火の横から、テッシオが顔を浮かび上がらせて僕に言った。
「早く食べようぜ。僕もう腹ペコだよ」
「わかった、今行くよ」
僕は小さなオリーブの樹から降りた。ゆるゆると風が吹いて、僕らをさすった。
 焚き火の前に座り込み、熱く焼けたウィンナーをかじった。油がたれ、香ばしい湯気が立ち上った。
「最高の味だよ」
テッシオが言った。まったくだ。ぶどう酒を片手に、僕等はウィンナーを何本も頬張った。
旅はまだ続くんだ。この星空が消えて太陽が再生すれば、僕らはまた歩き出すだろう。


批評してくだせー

61 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 09:32
最初の1行とか、ところどころにあるんだけどちょっと過剰表現が多いかも。
もっと普通に自然体でいいと思うよ。肩肘張って色々作るよりそっちのほうがいっそわかりやすい。
だって見たらこれすごくなにげない風景じゃない?
こういう表現は普通のシーンではとっておいて、ここぞというときに使うのがいいと思うけどな。
ほかの皆さんどう思う?

『宇宙が呟いているんだろう』は好きだったよ。
なんかいい。

62 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 09:49
勝手に続編。「誤解」というテーマを掘り下げてみました


駅が遠ざかるにつれ窓ガラスが容赦の無い鏡に変る。
健一は気取られないように体の向きを変え車内を見渡した。
若者が多い。7人がけの客席に
各々が縄張りを意識しつつ陣取っている。
敢えて隙間に割り込む気力は今の健一には無かった。がそれよりも彼らを
眺めるうちに浮かんだ取り止めの無い思考が彼の疲労を忘れさせた。

 無心に携帯電話をいじる若者達。相手は恋人だろうか?
健一もかつて彼女と数々のメールをやりとりをした。ある時はそれで愛を確認しあったが、
また行き違いの原因になることも多かった
「どうして人間は思ったことを、ありのまま伝えられないのだろう。」
 皮肉な事だ。携帯電話機はいつでも、どんなに離れていても一字一句
同じ情報を伝えるのに。
機械のコミニュケーションには一切の誤解が無い。
いつでも間違うのは人間の方だ。
「じゃあいっそ人間も電話線で繋いでしまえば・・・」

携帯電話の恋。グロテスクな空想に、健一は我ながら苦笑した

誤解の無いコミニュケーションなど案外面白くないのかも知れない。
或いは、誤解こそが恋愛の本質なのかも知れない。
「だとしたら」健一は思った「一生苦しむ覚悟を決めなきゃならん訳だ。」

健一の悲愴な決意を乗せ、電車は力強く軋むのであった

63 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 09:50
>>55=59
うせろ。
他人を非難するしかできないんだろ?
所詮某スレ1のくせに。

64 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 10:41
>>54

一人称語りをしているのだから、「そんな思いをよそに」みたいな
描写は不要。もっと行間を読ませる工夫をすれば短くもできる。
それから、詩文においては繰り返しや韻を踏むことは効果的であったり
するが、この場合はしつこく不快な繰り返し表現が見られる。
最後に救いを残すため、未来への可能性のための別れであるとほのめかす
とか、あるいはもうすべてリセットしなければいけない関係だとか、
なんらかの提示をしてみせないと読んでて欲求不満になるよ。

作者は三人称で文章を書く練習をしてみてください。読者がどのように
感情移入していくか、それが客観的にわかるはずです。
このままでは「陶酔」とか「感傷」としてかたずけられるだけ。

65 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 12:23
ふざけんなよ。
なんで私の文章がそんなけなされなきゃいけないの?
もしかして、逆恨み?
だとしたら………許せねえ。

66 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 13:10
>>65

逆恨みって言葉の意味、わかってる?

67 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 13:56
つまり>54の文章を貶している人は、かつて>54に貶された者だ。

68 :54:02/04/14 13:58
>>55-59>>62>>64
どうもありがとうございました。
三人称の文章を書く練習をしないといけないようですね……。
これを糧にがんばりますです。

あ、それと>>65は騙りなので放置の方向で。
彼が普段使わない『私』という主語で書いてるから文体がめちゃくちゃですね。
『私』を使っておいて『許せねえ』で終わる文章を初めて見ました(藁

69 :54:02/04/14 14:14
>>55-59>>62>>64
ふざけんなよ。
私の素晴らしい文章が理解できないとは……。
嫉妬しないで素直に読めば私の才能を理解できるだろうね。

あ、それと>>68は騙りなので放置の方向で。
彼が普段使わない『私』という主語で書いてるから文体がめちゃくちゃですね。
『私』を使っておいて『藁』で終わる文章を初めて見ました(w


70 :54:02/04/14 14:20
……トリップつけても同じことになるんだろうなあ。
以後、私はここに書き込みませんので、54を見つけたら放置でお願いします。
お騒がせしました。

71 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 14:23
ここも馬鹿が大量発生してるな

72 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 14:36

今年の2月以降に製造された RX-2001 が、
たったの 9700 円!?↓
http://www.bidders.co.jp/user/1023585

買おうかな。

73 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:14
センデン ハ ヤメテ・・・

74 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:21
>>72

びんぼくさい宣伝は他でやれ。

75 :藤原真:02/04/14 15:29
http://home.att.ne.jp/sun/fujisin/benzen_001.htm
将来日本を代表する小説家になる予定のものです
よろしくおながいします

76 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:34
デムパ的詩。批評できるもんならやってみろってんだ。

床が抜ける。下にはまた床。スナック菓子を頬張りながら思うこと2時間。
『何時まで続くんだ・・・』

ふと昨日の彼女の一言を思い出す。
『だからぁ、何で玉葱なのよっ?!本来なら和英辞典の筈でしょ!』
ああ、こんな事なら蝿叩きなんかで無駄な労力費やすんじゃなかった。
靴紐が解ける。シャツのボタンが外れる。
遠くの人々の喧騒が近く聞こえる。
『何時まで続くんだ』
『747km/s』
『Wearning』

視界に何も映らない。全てが消えていく。消えていく。
やがて、黒い中に赤い表示がポツリと一つ。
『辞書よりやっぱり玉葱』
そうさそうだよそうだよな。やっぱり玉葱さ。
自分を見失う直前、僕はそう思った。

床に辿り着くにはまだまだ時間がかかりそうだ。

77 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:36
!と?が逆なのはわざとなのか?

78 :76:02/04/14 15:37
わざとでつ。

79 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:50
>>76
あなたは天才です。さようなら。

80 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 15:54
>>76
波長 C
カラー 3
波形 C
ループ B
三つの受信を確認しますが、所詮真性電波にはかないません。
汁物として凡人に生きて欲しい。

81 :1:02/04/14 17:26
>>60
「旅する二人」読ませていただきました。
ロマンチックな表現が好きです。森から宇宙を感じる、という構図も素敵ですが、一行目から
二行目へつながるものがありません。
宇宙→地球→森 くらいの構図なら納得できますが、 宇宙→森の夜 といきなり飛んでいま
す。少し違和感を感じます。
「焚き火の前に座り込み、熱く焼けたウィンナーをかじった。油がたれ、香ばしい湯気が立ち
上った。」
なんかは感じがよく出ていていいです。

>>62
「誤解」読みました。なんだかリレー小説みたいになってきましたね。
>>54のものより周囲の状況が描けていて分かりやすくなっています。
一行目の「容赦のない鏡」について描けば、健一がどういう人物か分かってもっと魅力的に
なったでしょう。
細かいところをいうと、「一生苦しむ覚悟を決めなきゃならん訳だ。」 の「。」はいりません。
かぎかっこの中に「。」はいれないのが小説作法だそうです。意識的に入れるようにしている
作家さんもいますが。

>>75
作品を指定していただきたい。

>>76
通して読むと一定のリズムがあり、読みやすいものになっています。
人工的な電波であり、天然の電波を演出しきれていません。
もっとデムパぶりを強調してください。例えば、「こんnnいは」等、意識的なキーの打ち間違い
も効果的です。

82 :65:02/04/14 17:28
僕の短文を批評してくれる人、批評してください

83 :グルメなひととき 藤原真:02/04/14 19:49
昼休みのベルが鳴る。今日は懐に余裕のある私は、無償にフランス料理が食べたくなった。
いろいろ駅の周辺を回るが、いい店はない。私が探索していると、看板が目に飛び込んできた。
フランス料理「ラ・ミューズ」小さな看板と共に、小さな字で書かれたランチメニューが出ている。
牛ヒレ肉の特性ソース和え、スープ、ライス、デザート付きで三千円である。
私はこの普通の一軒家を改造したような、小さな店に今流行のグルメ番組を連想させた。
店の玄関を開けると、中にはおよそシェフとはいい難い三人の中年女性が立っていた。
私服 に同じ黄色のエプロンを掛けていたが、およそフランス料理屋には見えない。
おまけに三人 ともスリッパを履いていた。
「いらっしゃいませ」
そう一人が囁くような声で言った。
私は靴を脱ぎ、奥の六畳ほどの和室に案内された。その上に赤い絨毯が敷いてあり、テーブ ルは座卓であった。
おまけに座布団の上に座らされ、これがフランス料理店かと自問した。
そのうえ、厨房には先ほどの三人が立っており、スダレ越しにその姿が見えた。
「何にいたしましょうか」
フランス語で書かれたメニューを見て、これは本場だと思った。
「ランチを御願いします」
「かしこまりました」
フロアレディならぬ、女給さんはコップに水を入れて差し出した。
厨房は目の先にあり、どんな料理が出るか内心楽しみであった。
「池田さん、肉がないわ。肉を買ってきて頂戴」
私はギクリと一瞬感じた。そう言えば店内は客一人の姿も見えない。
「前菜でございます」
スダレの奥では主人らしい女性がじっとこちらを観察していた。
出された前菜はスープ皿に 載せられたただのホウレン草のおひたしではないか。
おまけにおかかまで乗っかっている。
一口食べたら、やはりお浸しの味がした。
「ばれないかしら」
「大丈夫よ」
妙な会話が耳に飛び込んできた。その内、肉を焼く香ばしい香りが鼻を付いた。
美味しそう な香りだ。
「失礼いたします」
黄色のエプロンを掛けた女給はそう言うなり、さっさと皿を運んでいった。
そして、すぐに 別の女給がやってきた。
「本日のランチでございます」
そう言って、大きな皿に盛られた肉とライス、スープを持って来た。
人参のバター煮にクレソンが添えられている。
これぞ高級フランス料理である。そう思って 肉を口に運んだ。美味い。でもなぜかおかしい。
肉に脂身が多い。ヒレ肉には脂身などない のに、その内その肉がバラ肉のような気がしてきた。
おまけに特性ソースの味はエバラ焼肉 のたれではないか。
ライスもおかしい、冷めているのだ。
私はとっさに、ここのマスターがメニューを間違えた のではと思った。
怒る気持ちを押さえて、全部たいらげた。そしてすぐさま女給がやってきて、皿を持っていっ た。
その代わりにもう一人の女給がやってきた。
「デザートでございます」
私はデザートを見るなり、女給を睨みつけた。
デザートとは百円のカップアイスに木のしゃもじが添えられていた。
呆れた私はしゃもじでアイスをつついた。その間中、私は怒りと葛 藤をしていた。
すべて食べ終わり会計に向かった。
三千円を会計で支払い、私は店を飛び出た。
にきた私は、もう一度店の前に通りかかると店の看板は消え、静かな住宅街となっていた。
あの店は あの日以来、常に見つけてやろうと思うのだがいまだに、発見できないままである。                          完




84 :初めまして:02/04/14 20:45
お願いします。前、影絵人形劇団というところで働いていた時、日記のようなものを
書いているうちに、途中から架空の創作物になってしまったものです。作品として仕
上げる意思が無かったので、中途半端なところから始まっています……という前書き
を加えておきます。

昨日から、他の連中は公演に出かけてしまったので、今日は稽古場には僕一人だった。
あれだけ疎ましく思っていた連中の存在も、いなくなってみると、ちょっぴり寂しい。
僕は、孤立したくてしていたのかもしれない。そうすることでしか、自分の存在を確
認することが出来なかったのだ。彼らの中に身を置いていると、僕という存在が、水
に落とした角砂糖のように跡形もなく、溶けて消えてしまいそうで不安だった。稽古
場に、角砂糖だけが取り残されてしまった。
 孤立した一粒が完全に母体を離れると、孤立から独立へと様変わりする。万有引力
からの解放、宇宙空間を漂う。
 僕は人形操作の基礎稽古に取り掛かった。人形の二本足にそれぞれ一本づつ、アク
リル製の棒が添えられ、それを交差させることで足が前後する。テグスと呼ばれるプ
ラスチックの紐を指で引けば、頭や腕が動く仕組みになっている。人形の操作は、簡
単そうで、なかなか奥が深い。重心を常に中心に保っておかないと、すぐに変な方向
に傾いてしまうし、スクリーンの底辺に人形が立っているように見せるために、人形
遣いは常に、中腰の姿勢を保たなくてはならない。様々な注意を払いながら、スクリー
ン上に映る人形の影に集中力を傾ける。何と言っても、影絵の主役は「影」だ。影の
形、動きが全て。人形遣いは、言わば「影の影」に過ぎない。スクリーン上で影がド
ラマを演じる間、人形の足元に伸び続ける無用の影だ。光源の熱を背中に浴びながら、
僕は影に徹する。光源のライトは、影を生み出す命の灯火である。命の灯火とそれが
描き出す影のドラマの間で、中腰になっている僕という存在は、本当に中途半端で無
意味な存在だ。
「影の影」に個性などというものは存在しない。
影絵人形遣いという極めて特殊な職業は、実は本質的に、限りなく無個性なものなの
である。劇団の稽古場では、団員が寝泊りしている。活字中毒に侵されたねずみ男の
ような先輩の目には、まるでビー玉でできた人形の目のように、どこを見ているんだ
か、命の温かみを感じさせない不気味な印象がある。そこに存在しているが、同時に、
そこに存在していないということを目で物語っている。個性を放棄し、影に徹した男
の目だ。人形の稽古に専念しながら、そんなことを考えて、ふと我に返る。今、僕は
存在していただろうか。不安に襲われかけて、慌てて思い直す。いけない、いけない。
今はそんな下らないことを考えている場合じゃない。ほら、人形の影が傾いちゃった
じゃないか。しっかり重心を保たないと。人形の稽古に集中している間というのは、
ある種の心地良さがある。まぶたを閉じて、そのまま甘い睡魔の誘惑に身を委ねるよ
うな感覚。自分自身の全存在を、人形の影に委ねてしまう無責任な感覚……。




85 :初めまして:02/04/14 20:47
 ふと、スクリーンに人影が映った。僕の影じゃない。劇団の先輩が、こっそり僕の
稽古の様子を見に来たのかな。一人で稽古するのも好い加減、飽きてきたし、ちょっ
と話でも聞こうか。スクリーンの裏側に廻ってみるが、誰もいない。気のせいかな。
待てよ。光源は僕の背後にあったわけだから、スクリーンの裏に人がいたとしても、
影が映るはずが無い。スクリーンは白い布が天井から吊るしてあるだけの、稽古用の
薄汚いものだ。そこかしこに破れたあとがあり、影が出ないように透明のテープで修
復してある。スクリーンの汚れ染みが、ちょうど人の形に見えたのかもしれない。布
のたるみで出来た凹凸によるものかもしれない。僕も、稽古に集中しすぎて、気付か
ないうちに疲れが溜まっていたのかな。そんなことを考えつつ、スクリーンを振り返
ってみた。確かに、そこには人影が映っていた。スラッとしたロングヘアの女性。ス
クリーンの下から伸びる、赤い網目のストッキング。光源のある側、僕のいた側に、
人がいる。スクリーンの下から覗き込んでみた。冷たそうな目をした綺麗な女性が、
僕を見下ろして微笑みかけてきた。思わず、笑顔で会釈しながら彼女を見上げた。こ
こからだと、スカートの中が見えそうだ。慌てて目を伏せ、彼女のいる側に廻り込ん
だ。彼女は、女型の人形を手に持ち、そこに立っていた。
「いつからいた?」
冷たく微笑むばかりで、何も答えようとしない。
「……どこから入ってきたんですか?」
無言。
「きみ、誰?」
突然、彼女はスクリーンの前で中腰になり、人形を器用に動かしながら話し始めた。
短めのスカートが太ももまでズリ上がる。
「久しぶりじゃん!同窓会以来だね」
同窓会?僕は頭の記憶回路をショートするほどフル回転させ、様々な顔写真を彼女と
照らし合わせてみる。僕の記憶に彼女のような同窓生はいなかった。
「……ええと、ゴメン、誰だっけ」
彼女は答えようとせず、中腰のまま、人形を構えている。意識はスクリーンに映る人
形の影に集中しているようだ。僕が人形で答えるのを待っているらしい。なんだか、
一人だけ恥ずかしい思いをさせているようで、申し訳なくなってきたので、僕も人形
を構えて中腰になった。人形の影で、彼女の人形の影に話し掛けてみる。
「ゴメン、誰だっけ」
「チロリだよー、忘れちゃったの!?」
彼女の人形の影が答えてくる。
チロリ。彼女自身の名前であるはずが無い。僕の記憶の中に、そんな名前があるはず
も無い。人をおちょくっているのかな。とりあえず、話を合わせてみる。
「チロリかぁ、久しぶり!同窓会以来だっけ」
「嬉しい!覚えていてくれたんだぁ。チュッ」
彼女の人形の影が、僕の人形の影に重なった。彼女に目をやってみる。彼女は、依然、
人形の影に集中している。スカートの裾が更にずり上がっていることにもお構い無し
だ。
「相変わらず大胆だなぁ。人が見ていたらどうするんだよ」
「誰も人なんかいるわけ無いじゃん。チロリとチョー助二人っきりだもん」
彼女の人形の影が、周りを見渡すしぐさをする。こいつ、なかなか人形の操作が熟練
しているな。それにしても、チョー助というのは、僕の人形のことかな。
「そっかぁ、二人っきりかぁ」
「あ、今、チョー助、Hなこと考えたでしょう」
「……」


86 :初めまして:02/04/14 20:47
彼女に目をやってみる。彼女は、全く僕の存在を気にも止めていない様子で、スクリー
ンに意識を集中し続けている。僕はおちょくられているのだろうか。
「黙ってたって、目が訴えてるよ。やりたいんでしょ、あたしと」
こうなったら、ヤケクソだ。
「やりたいよ。やらせてよ、チロリ」
「うふふ、相変わらず、チョー助は正直ね」
なんだか、僕自身が興奮して来た。彼女に目をやる。相変わらず、彼女は影に集中し
ている。スカートはもう、腰までズリ上がり、スカートと呼ぶにはその役目をまるで
果たしていなかった。赤い二本の足が、冬みかんの網袋を連想させる。僕は人形を放
り出して、彼女の肩に手を掛けた……つもりだった。
 彼女の肩には感触がまるで無かった。いやむしろ、僕の手に、触角が無かったのか
もしれない。確かに彼女の肩に僕の手は掛かっているはずなのに、空気に触れている
ように、感触が存在しないのだ。疲れているのかな。彼女は僕の行動に全く関心を示
さず、抵抗する様子も無く、ひたすら影に集中しつづけている。なんだか馬鹿にされ
ているようで、腹が立ってきた。感触の無いまま、どうにか視覚だけを頼りに、彼女
の肩を掴んでその場に押し倒した。馬乗りになって、彼女のブラウスを引きちぎる。
まるで手応えが無い。ブラウスを引きちぎる感触も、オッパイをわしづかみにする感
触も。まるで、一人で空気と格闘しているような虚無感。彼女の目を見て、思わずぞっ
とした。ビー玉でできた人形の目。稽古場に住みつくねずみ男のような先輩の目。個
性を放棄して影に徹する人間の目……。その目で馬乗りになる僕を見上げ、口元に、
うっすらと冷たい微笑を浮かべた。僕は力なく、彼女の上から降りた。彼女は何事も
無かったかのように、オッパイをはだけ、冬みかんの網袋を晒したままの姿でスクリー
ンの前に戻り、再び、中腰になって人形を構えた。
「いいよ、やらせてあげる。あたし、チョー助のこと好きよ」
「……」
僕もスクリーンの前に戻り、チョー助を構えた。
「チロリ、僕もチロリのこと、好きだよ」
「チョー助」
「チロリ」
チョー助とチロリがスクリーンの上で重なった。
 彼女のほうに目をやってみた。彼女がいない。彼女の人形も無い。彼女の人形の影
だけが、スクリーンで淫らな動きを繰り返している。そういえば、僕は今、存在して
いるんだろうか。スクリーンの上では、確かに、チョー助がチロリの上に乗って腰を
上下させている。
僕は?
ま、いっか。
影絵人形劇では、影が主役なんだから。


87 :名無し物書き@推敲中?:02/04/14 21:00
>>83
ベンゼン中尉の館にあった

88 :1:02/04/14 21:23
>>83 読みました。
まず、次の行動が容易に予想できます。「肉を買ってきて」の時点で次に何が起きるかすぐに分
かってしまいました。あらすじも「失礼な店に行った」というだけで、ロマンを感じられません。
「変わったレストランに行く」というあらすじでしたら、筒井康隆に「薬菜飯店」という短編小説があり
ます。あれなんかは主人公が料理を食べるごとに爽快感を感じる話で、読者も感情移入して
快感を味わえます。
最後の「店はもう2度と見つからない」で摩訶不思議な感じを演出しようとしたのだと思いますが、
前半に幻滅しているので、今さらそういうロマンに乗ってくる読者はいないでしょう。
作者さんはどういう読後感を目指して書いたのでしょうか?
細かい点を指摘すると、
「小さな看板と共に、小さな字で書かれたランチメニューが出ている。 」は「小さな」が二度も出
てかぶっています。「細かい字」とか、言い回しはいくらでもあるでしょう。
「私はこの普通の一軒家を改造したような、小さな店に今流行のグルメ番組を連想させた。 」
も述語がおかしい。「連想した」をわざわざ「連想させた」にした意味がわかりません。

>>84-86
 読後に、不思議な印象を与えるという点で成功しています。チロリとチュー助のやりとりも
おとぎ話のようなのに、少し怖くていい感じです。細かいところが少しおかしい程度。
「孤立した一粒が完全に母体を離れると、孤立から独立へと様変わりする。万有引力
からの解放、宇宙空間を漂う。 」
は、全体から浮き上がっています。その前は「水と砂糖」に例えていたのに、いきなり「宇宙」に
例えが飛んでしまっていて違和感を感じます。
「活字中毒に侵されたねずみ男の ような先輩の目には、まるでビー玉でできた人形の目のよう
に、どこを見ているんだ か、命の温かみを感じさせない不気味な印象がある。」
一文の中に、少なくとも三つは比喩が入っています。少しくどい気がします。

89 :1:02/04/14 21:30
追記
>>86
「僕」の消え方にもう少し段階が欲しかった。例えば「人形の操り紐の感触が感じられない。僕
の指は? 腕は?」など。
あと、謎の女性についての説明も。

>>88
は酔ってるときに書いたので変だったらスマソ。

90 :初めまして:02/04/14 21:42
あんなに長い駄文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ご意見参考にさせていただきます。

91 :名無し物書き@推敲中?:02/04/15 18:08
僕は毎日を疑わない、そしてサラダを食べるんだ。
またたく通りは目も暮れず、僕の君だけが生きがいだ。
こんなところに行きついて(まったくここは墓場だな)
ひたすら僕は考える。僕は釣り人になりたいんだ。
君の膝をまくらにして、緑の丘で風と遊び、
悠々池を眺めるのさ。水面(みなも)に映るは君と僕、白く輝く二人だけ。

92 :パート2:02/04/15 18:12
勇気を出して僕は告げよう
君の頭に釣り針が

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