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名も無き小説

1 :名無し物書き@推敲中?:02/02/07 15:23
「お兄ちゃん、ぜったいだよ…」
「ああぁ、約束だ」
それ以来俺の中では時間が止まっているのかもしれない。
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この印刷会社に就職してもう三年になる…
「これは向こうにまわす奴だろ!」と、課長の怒声が飛ぶ
「申し訳ありません」(はぁ…いつものか)
数分後にやっと課長の呪縛から解き放たれた、正直、もうウンザリだ
仕事に追われ、夢をかなえるための勉強の時間すらままならない、自分にも問題はあるのだが
もしかしたらあの時にもう、夢は終ったのかもしれない、今年で24歳か…。
「毎度お疲れさん」同僚の夏樹がいつものように話し掛けてきた
「もう慣れたよ」課長の視線を気にしながら会話が始まる
「最近はこれが楽しみで会社にきてるもんだしな」同僚の勇夫がにやけながら話し掛けてくる
「オマエも人の事いえんだろうが」(相変わらずひょうきんな奴だ)
「まぁあなぁ〜」と、笑いながら返してきた
「はいはい提案〜」いきなり夏樹が切り出す
「明日は休みだし、今日四人で飲みに逝かない?」
「四人って後一人は誰?」疑問に思った
「ほら、新人の佐奈ちゃん」
「ああぁ〜あの子か」(勇夫は好みと言っていたな、俺は…いや…)そこで考えるのを止めた
「勇夫は喜んで逝くらしいけど、俊哉も勿論逝くでしょ?」正直今日はさっさと帰りネトに繋ぐか寝たかった
しかし、せっかくの土曜だしいいかな、と、安直な考えがよぎる
昔っからこうだ、意志が弱いっていうか、衝動買いとかしちゃう方だし
自分でこれをどうしようとか考えもしない、どうしようも無いから半ばあきらめてる
それに、夏樹にこの眼で見られると操られるように断れない
「勿論逝くって、それと…ワリカンだろ?」
「モチ!」
ふぅ…あと8時間か…長いな…
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2 :名無し物書き@推敲中?:02/02/07 16:00
仕事も終わり時計は19:20を回っていた。
待ち合わせ場所に逝くと新人の佐奈が既に待っていた
何となく逝きにくかった、恥かしがってる訳ではないのだが
何分、話した事が無いのでどう切り出していいやら…
5分程待ち合わせ場所に逝かずに近くから見ていた
(まいったな…誰もこない)夏樹の携帯に電話しようと思ったその時
「何やってんだよ?」勇夫だ…
「いや、こ、ここで良いんだよね?…待ち合わせ場所」
かなり動揺しながらしどろもどろに聞き返した
「この先だろ?まったくそんなんだから…」と、勇夫の目つきが変わり
「おお!佐奈ちゃんじゃ〜〜ん♪やっほ〜」
(ほっ)勇夫のおかげで少し安心した、そして何気なく待ち合わせ場所に向かい軽く挨拶をする
二人は賑やかに話している、俺はついていけそうに無いので、近くで二人の話を聞いてるだけにした。

10分位たったろうか?時計に目をやると19:36、自分で設定しといて予定より若干遅れてるな…毎回だけど…

6時間前・・・・・・・・・・
「じゃあ、あそこに19:30分集合ね!遅れないでよ!」
「時間にルーズな奴がよく言うよ」
「あら?そうかしら?」顔をほころばせながら言い返してくる

遅いな…ふと、二人に目をやる、まだ喋っている、勇夫は相当嬉しそうな顔をして話してる、
佐奈も勇夫と話が合うのか、二人の会話は途切れない。

「ごめ〜ん!まったぁ?」夏樹がきた。
「ぜ〜んぜん!佐奈ちゃんと話してたか暇しなかったし」
「私も暇しませんでしたよぉ、勇夫さんと話してると楽しくって」
「ほっ、よかったぁ〜、課長から、来週は遅刻無いように!ってもう、しつこくってしつこくって」
おいおい、俺を忘れてないか?俺は非常に…
「ゴメンネ俊哉ぁ、俊哉は怒ってるでしょ?ホンとにゴメン!」
…また、その眼かぁ…ま、いいか。
「いいって、毎回の事だからもうなれたよ、それよりはやく逝こう」
「そうしようそうしよう!」(…立ち直りはやいのにな…)
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3 :名無し物書き@推敲中?:02/02/07 17:06
「カンパァ〜イ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「ウマー」と三人の声が重なる
三人の息が合ってるのに佐奈は少し驚いてるようだ
「どうしたの?」夏樹が聞く
「驚きですよぉ、こんなに息があってる人たち始めてみました」
勇夫が「もう三年の付き合いだもんなぁ」言う。
「そうだねぇ〜三年なんてあっというまよねぇ〜…」と、夏樹が意味ありげに言う
「若かったよな、皆」俺が年寄りのような物言いで言うと
「はいはい、おじさんみたいな事言わない」(そういえば夏樹と俺は同い年なんだよな勇夫は俺より一つ年上)
「佐奈ちゃんは今年で23歳か、不況の中就職おめでとう!今年の新人は四人かぁ
俺らの時は六人だったよなぁ、俺達三人は同じ所に配属されたけどあいつら今頃何してるかなぁ。」
「たしか、剛と香代子と直也だっけか?」懐かしい名前と思いながら口走る
「そうそう!懐かしいなぁ〜聞いた話、香代子と直也は今社内恋愛中らしいよ」
夏樹はそんな話何処から聞きつけるんだろうか…
「マジで?くぅ〜!何気に狙ってたのに!」勇夫…オマエはホンとに気が多いな
「剛は年上の女社員にべたぼれ中だとか」
「皆、それなりに恋愛とかしてんだな…羨ましいよ」
「俊哉さんには恋人とか居ないんですか?」佐奈が聞いてきた
正直驚いた、いきなり恋人居ないんですか?なんて聞かれたのは二度めだ…
居ないと言えば嘘なのかもしれない…三年も昔の事だし…それに子供と交わせた他愛も無い約束…
それでもなぜか常に引っかかる約束だった…でも、きっと忘れてるよな…
「居ない、居たら今日この場に飲みにきたかどうか」これでいいんだ…
「へぇ、そうなんだぁ、私はてっきり居ると思ってたのになぁ」夏樹が興味ありげに言ってくる
「今年24にもなるのに彼女の一人も居ないとは、寂しい奴だ」
「おまえもな」
「じゃあ、私、立候補しちゃていいですか?」
「えぇ〜佐奈ちゃんこんな男がいいの?俺みたいな男はダメ?」
「そんなことないですよぉ、勇夫さんみたいな楽しい人も好きですよ」
「やっぱりぃ!?やっぱり?絶対俺のほうが…
長々しい二人の会話が始まった…飲みながら適当にテーブルの上の食べ物をつまむ
夏樹も二人の会話にはさすがに入れないようだ
「夏樹は恋人とか居ないの?」何気なく聞く
「え?私は…居るけど…」「けど?」なぜかうつむき加減で言う
「実は…」「実は?」…なにを言いたいんだろうか
「結婚する事になりました!」
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4 :名無し物書き@推敲中?:02/02/07 17:31
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「ウソだ! ウソだと言ってくれ!!」
「本当だよ。本当の本当に本当だよ。」
「ウソだろ?」
「……普通かな」
「なぬー?」
「ごめん」
「電波か……」
「いや、どちらかというと電気」

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5 :名無し物書き@推敲中?:02/02/07 17:34
>4
やめれ。
これからどうするか思考中

6 :名無し物書き@推敲中?:02/02/07 21:27
迷スレの悪寒、、

7 :名無し物書き@推敲中?:02/02/08 00:31

「ハァ?」俺と勇夫が声を合わせる
勇夫と佐奈は二人で話してたがいきなり中断して夏樹の発言に反応する。
「先輩!結婚するんですかぁ!?」佐奈が大きい目を更に見開いて驚く
夏樹は、顔を少し赤くして照れたような顔をしている。
「も…もう!そんなに騒がないでよ!それに騒ぐほどのことじゃないでしょ!?照れるじゃない!」
騒ぐも何も、そんなのは初耳だし、いきなりそんな事を言われ、その場で三人はキョトンとしてしまった
「おめでとう!」勇夫がそう言うと、俺と佐奈は我にかえった
「先輩!おめでとうございます!羨ましいですよぉ!」
「相手は誰なの?年上?年下?」と俺が質問する、続いて勇夫が「何してる人?俺らの知り合い?」
俺も勇夫も少し動揺しがちだが、質問を連発する、佐奈も興味津々のようで
夏樹が話し出すのを待っている。
「相手は、よく逝くケーキ店のパティシエなの」
「パテェシ…エって何?」勇夫が何それ?という感じで俺に聞く、
「お菓子とか作る職人さんのこと」そう答えると、夏樹が話を続ける
「私より年上なんだけどね、実はその人高校の時の部活の先輩だったの、私全然気がつかなかったのよ
当時は自信無さげな顔だったのに、今は凄い自信に満ちた顔になってるんだもん、驚いたよ、お菓子職人になるのが
高校の時からの夢、だったんだって、私そういう人に弱いんだよねぇ。」少し照れ気味に言う
…夢…か…
「それで、何回も顔合わせるたびに親しくなって、付き合い始めたの、デートとか続けるうちに
どんどん彼に惹かれていったの、結婚の話はつい最近なんだけどさ。」
デートする時間なんてどこにあったのだろうか?休日といっても俺には理解できない
休日、俺は一日中ゴロ寝するよな奴だからか?仕事に追われ疲れきってるな…俺
「にしても驚いたね〜結婚かぁ〜」そう言うと勇夫が酒を口に含んだ
「まったく」俺がそう言うと、続けざまに佐奈が「仕事とかはどうするんですか?」
そうだ、どうなるんだろう…
「やっぱり退社か?」と、俺が聞くと
「うん…そこまではまだ考えて無いんだけどさ、彼も、結婚してからも、
私が働く事に理解しめしてくれてるし、退社せずに働き続けるかもしれない。」
「ふ〜ん、俺だったら結婚したら妻には働かせないけどな。」勇夫はこう言うが、実際は尻にしかれそうな奴だがな…
「私から見ても理想的な人だなぁ、いいなぁ〜私も先輩みたいな彼が欲しいなぁ〜」佐奈がそう言うと
待ってましたといわんばかりに勇夫が「俺なんてどうよ?」と冗談っぽく言う
…勇夫なりに真面目なのかもしれないけど…
佐奈が「う〜ん、考えときます」苦そうな顔で軽く流したが、勇夫はしつこく言い寄っている
夏樹が、これ以上は勇夫が佐奈を襲いかねないと思い、止めに入る
それを見ながらさっきの夏樹の話を振り返る…夢と言う台詞…
「夢を叶えた…か…いいよな…そういうの…皆の夢は何だったの?」
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8 :名無し物書き@推敲中?:02/02/08 12:50
 

9 :名無し物書き@推敲中?:02/02/21 14:16
保全

10 :名無し物書き@推敲中?:02/04/09 14:42


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