高橋尚子入院！

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シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子（２９）が内臓の不調で入院し、９日の全日本実業団対抗女子駅伝（岐阜）を欠場することになった。６日、積水化学が発表した。
　高橋は４日の練習後、夕方になってうんこに血が混じったため、千葉県内の病院で診察を受けた。「大腸憩室（けいしつ）出血」の疑いのほか、出血が続けば輸血の必要性も生じるため、そのまま検査入院した。

　高橋がマネジメント契約を結ぶＩＭＧ社によれば、ウンカスが大腸のひだにたまって袋状になり、そこをうんこが通ることで圧迫され、出血する症状との説明を医師から受けており、ストレスと疲労が原因とみられるという。

　入院後は検査の都合からも食べ物は口にしておらず、点滴だけで栄養を補給している状況。９月のベルリン・マラソンで２時間１９分４６秒の世界最高（当時）樹立後は、全日本実業団対抗女子駅伝に照準を合わせていただけに、入院後は落胆した様子だという。

　順調なら週明けにも退院できる見込みだが、しばらくは静養し、完治に努めることになる。